平素より、福山シティフットボールクラブの活動に対しご支援・ご声援を賜りまして誠にありがとうございます。
福山シティフットボールクラブ代表 兼 ゼネラルマネージャーの岡本佳大です。
この度、公益財団法人広島県サッカー協会よりコロナウイルス感染により「2020年全広島サッカー選手権大会 兼 天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権大会 県代表決定戦」の中止報告がありました。
それに伴い、前年度の実績(2019年度の優勝チーム)により「SRC広島」様が広島県代表として推薦され本大会に駒を進めます。
当クラブとしましては、この度の決定通知に対し一切の異議・異論はなく、全てを真摯に受け入れる所存であります。
今シーズンの目標である「広島県代表の座を掴み取り、Jリーグクラブを撃破する!」という目標は叶いませんでしたが、選手・スタッフ共に昨夜、オンラインミーティングを実施し、すでに前を向いて進んでおります。
残念ながら、福山市では連日コロナウイルス感染症の患者が発生しており、一切の油断を許さない状況下にあります。
そこで当クラブは「無期限の活動自粛」とし、福山市でコロナウイルス感染症をこれ以上拡大させないよう「私たちにできること」にチーム一丸となって取り組むことをここに宣言いたします。
《 具体的行動プラン 》
①無期限の活動自粛
→公式戦の活動再開目処が立つまでの期間、全体トレーニングや対外試合の活動を自粛する
②政府が発表する方針への遵守
・「3つの密」を避けて行動する
・手洗いとうがいの徹底
・マスクの着用
・不要不急の外出は控える
③クラブスタッフのリモート化
→社内業務はリモート化とし、リスクを最小限とした上での業務遂行
④クラブ公式SNSを通じて福山市全体への呼びかけ
→福山市において相次いで感染例が確認される中、この段階で市民一人ひとりが冷静に、そして自覚を持った対応をすることが急激な感染拡大防止における最善策と考えます。そこで当クラブも公的な立場と自覚し、市民に対して積極的にSNS媒体を活用し政府が掲げる方針への遵守を働きかけます。
⑤クラブ公式グッズを販売し、売上を全額寄付
→当クラブは現在、100社を超える企業様に支えられて活動しています。未だ何も成し遂げていない我々を信じて支えてくださってきた企業様が、コロナショックにより経営が傾き苦しんでいる事実を知り、私たちなりにできることで恩返しがしたいと思い、グッズ売上を全額寄付することにしました。詳細は後日改めてご報告いたします。
以上、今はサッカーよりも福山の未来に目を向けて行動することが、「今、私たちが最優先にすべきこと」であり、私たちの行動規範の中に「どんな困難にも挑戦し、新たな道を切り開く」という言葉の通り、まさに今がその時だと自覚しております。
ファン・サポーターの皆様、ピッチ上で闘う姿をお見せすることはできませんが、ピッチ外でも輝く姿をお見せいたします。
今一度、福山シティフットボールクラブファミリーとして、私たちとともに現状の困難をともに乗り越えていただければ幸いです。
必ず、サッカーがある週末を取り戻しましょう。
福山シティフットボールクラブ
代表 岡本 佳大