NEWS

【アカデミー】福山市立大学との連携による「環境測定体験授業」実施報告

平素より、福山シティフットボールクラブの活動にご理解・ご支援賜りまして誠にありがとうございます。

この度、福山シティフットボールクラブ(以下、福山シティFC)は、包括連携協定を締結している福山市立大学と連携し、クラブの活動拠点である エヴォルヴィンフットボールフィールド にて、環境観測体験授業を実施しました。

実施概要

◼日時:2025年8月21日(木)15:00~
◼場所:エヴォルヴィンフットボールフィールド
◼参加者
 福山市立大学
 准教授:横山 真 氏
 4年生:久保 慶輔 氏 
 福山シティFC
 アカデミーU11選手・スクール生

授業内容

座学:気温や熱中症、暑さの原因についての講義
横山准教授より「気温や熱中症、暑さの原因」について講義いただき、暑さは太陽光だけでなく、地面や壁などの反射・蓄熱からも生じることを学習しました。

フィールドワーク:実際に施設周辺のさまざまな地点の温度を測定しました。

日陰に置いたスパイクと日向に置いたスパイクの比較

フェンス(金属部分)の表面温度測定 

白い帽子と黒い帽子を比べた色による温度差の測定


そのほかにも、コンクリートや人工芝、天然芝の温度の違いを観測

振り返り学習


最後には計測結果をグループごとに発表し、「どこが一番暑かったか/涼しかったか」や「どうすれば暑さを防げるか」について意見交換を行いました。


自分の身近なものを題材に、色や素材によって温度が変わることを体感し、「選ぶものや休む場所を工夫することで、自分を暑さから守れる」という気づきを得ることができました。

最後に、現在エヴォルヴィンフットボールフィールドに設置中の気象観測装置の見学も行いました。
※この装置は、福山市立大学のゼミ研究の一環として設置されたもので、2025年8月5日〜9月5日までの約1か月間、風・気温・日射量などを継続的に観測し、福山市内における暑さや風環境を調べる実証研究の一部として活用されています。

引き続き、福山シティフットボールクラブは、社会や未来を考える機会を提供し、活力ある地域社会と子どもたちの未来創成に尽力してまいります。

また、エヴォルヴィンフットボールフィールドは、これからも “みんなのグラウンド として、地域に開かれた存在であり続けます。