平素より、福山シティフットボールクラブの活動に多大なるご理解とご支援を賜りまして誠にありがとうございます。
この度、福山シティフットボールクラブの運営法人である隆旗株式会社及び一般社団法人福山シティクラブ(以下、総称して「FUKUYAMA CITY GROUP」といいます)の2025シーズン業績をご報告いたします。
◾️2025シーズン 業績総括
まずはじめに、FUKUYAMA CITY GROUP 全体の業績報告として、総収益 4億9,346万円(前年比127.4%)、総支出5億85万円(前年比114.5%)、経常利益 -738万円での着地となりました。
トップチームの所属カテゴリーが変わらない中でも、毎年着実に事業規模を拡大し、2025シーズンも過去最高水準の総収益を計上することができました。また、前年約5,000万円であった経常赤字を738万円まで縮小し、成長への取り組みを継続しながら、経営体質を大きく改善することができました。これもひとえに、日頃より支えてくださるパートナー企業の皆さま、自治体・関係団体の皆さま、そして、どのような状況においてもともに闘ってくださるファン・サポーターの皆さまのおかげです。改めまして、心より感謝申し上げます。
2025年、福山シティFCはクラブの母体創設から10周年という節目を迎えました。一方、トップチームは中国サッカーリーグで優勝を果たしたものの、全国地域サッカーチャンピオンズリーグでは、あと一歩届かず、悲願のJFL昇格を果たすことはできませんでした。
近年、あと一歩で目標に届かない悔しさを重ねてきました。しかし、その裏側では、クラブとしての基準や体制、事業基盤、地域とのつながりは確実に積み上がっています。2025シーズンは、これまでの10年間の「第一章を締めくくる一年」になったと考えています。
2026シーズンは、これまでの10年で築いてきた土台を、結果へと結びつけるための大きな挑戦の年です。トップチームは、この悔しさを力に変え、改めてJFL昇格へ挑戦します。経営面においても、社外取締役やアドバイザリーボードの設置などを通じて、経営体制およびガバナンスを強化し、クラブが次のステージへ進むための基盤づくりをさらに推進してまいります。競技と経営の両面からクラブをさらに成長させ、地域・市民・企業・行政をはじめとする多様な皆さまとともに、このまちに新たな価値を生み出していく。
この10年間で積み上げてきたすべてを力に変え、2026シーズンこそ、必ず次のステージへ。福山シティFCは、これからも「備後福山の誇り」を胸に、このまちとともに歩み続けます。
FOR THIS CITY – このまちと、ともに。
これからも変わらぬご支援、ご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
福山シティフットボールクラブ
代表 岡本 佳大
◾️業績ハイライト
◾️PLサマリー
◾️損益総括・要約PL
◾️上位カテゴリーとの売上高の比較
FUKUYAMA CITY GROUPの総収益は、FY2022の約1.4億円からFY2025には約4.9億円へと拡大し、3年間で約3.5倍の事業規模へ成長しました。
トップチームは現在も地域リーグに所属していますが、競技カテゴリーに依存することなく、パートナー事業、アカデミー・スクール事業、施設運営など、地域に根ざした複数の事業を展開することで、クラブ全体の事業基盤を着実に拡大しています。
2026シーズンにおいても、競技面でのJFL昇格を目指すとともに、持続可能なクラブ経営に向けた事業基盤のさらなる強化に取り組んでまいります。
◾️収益・支出の内訳
◾️広告料収益に関する内訳と数値分析
2025シーズンの広告料収益は、1億8,128万円(前年比134.6%)となり、過去最高水準まで伸長しました。
パートナー企業数についても、前年の328社から412社へ増加(前年比125.6%)。
トップチームの所属カテゴリーが変わらない中においても、クラブの活動や理念に共感いただく企業の皆さまの輪は着実に広がっています。
またパートナー企業の91.8%が備後エリアに所在しており、地域に根ざした幅広い企業の皆さまに支えられている事業基盤を構築しています。
2025シーズンの総収益に占める広告料収益の割合は36.7%となり、広告料以外の収益が全体の約6割を占めています。アカデミー・スクール事業、物販事業、施設運営をはじめとする複数の事業を展開することで、競技カテゴリーや特定の収益源に過度に依存しない、多様な収益基盤の構築を進めています。
今後も地域に根ざした事業を育てながら、クラブの持続的な成長を支える事業基盤のさらなる強化に取り組んでまいります。
◾️入場料収入と試合関連運営費に関する数値分析
2025シーズンのホームゲーム平均観客動員数は708人となり、前年を下回る結果となりました。一方、最高観客動員数は3,066人(前年比111.0%)となり、前年の2,761人を上回りました。
地域リーグでは年間のホームゲーム数が限られ、入場料収入や放映権収入等による直接的な収益化にも制約がある中で、ホームゲームを単なる試合開催の場ではなく、ファン・サポーター、パートナー企業、地域の皆さまとクラブをつなぐ重要な接点と位置付け、集客・運営基盤の強化に取り組んできました。
2025年はクラブ創設10周年を迎え、パートナー企業412社、アカデミー・スクール約400名など、クラブを取り巻く地域との接点も着実に拡大しています。
こうした地域との接点の積み重ねは、2026シーズン以降のさらなる観客動員の拡大、そしてホームゲームの価値向上へとつなげてまいります。
◾️未来へつながるクラブの価値と資産

1.ユース(U18)の発足 / トップチームへつながる一貫体制の構築
2026年4月の本格始動に向け、2025年に第1期生の募集・セレクションを実施。神石高原町を拠点に、練習環境・寮などの育成環境をバックアップいただきながら、トップチームへつながる育成基盤の構築を進めています。来季2期生については、ジュニアユースからユースへの初の内部昇格者が3名内定しており、ジュニアユースからユース、そしてトップチームへとつながる一貫した育成体制が、着実に形になり始めています。

2.エヴォルヴィンフットボールフィールドの稼働率が87%を達成
2023年7月より運営を開始。トップチーム・アカデミーの活動拠点として活用するとともに、一般貸出や大会・イベント等を通じ、地域に開かれた施設運営を行っています。年間稼働率87%、年間約30万人が来場するスポーツの拠点へ成長し、競技・育成・地域交流をつなぐ「みんなのグラウンド」として、地域に根ざした施設運営を行っています。
クラブの持続的な成長と事業規模の拡大に対応するため、2026年10月より社外取締役・監査役およびアドバイザリーボードを新たに設置します。外部の知見や多角的な視点を経営に取り入れることで、意思決定・監督機能の強化を図り、より持続可能で透明性の高い経営体制の構築を進めてまいります。
◾️過去の業績レポート一覧
以上











